東京都│銀座三越のライオン像 <アゼスタ観光地ブログ>
2018.06.22 Friday
こんにちは。アゼスタです。
梅雨の晴れ間でしょうか。
今日の東京は久々に明るく爽やかなお天気です。
お洗濯や布団干しには貴重な一日です。
“梅雨晴間”と書くと俳句では夏の季語になるとか。
じめじめ肌寒い日々が続いていましたが、
それでも夏はすぐ近くに来ているのですね。
さて、前回に続き銀座のシンボルをもうひとつ。
「銀座和光の時計塔」のお向かい、「銀座三越ライオン像」を紹介したいと思います。
銀座を代表する老舗の百貨店「銀座三越」。
その正面入り口に佇むライオンの銅像。
待ち合わせなどによく利用されていますね。
昭和の映像ですと、銀座⇒三越⇒ライオンと連想ゲームのように
映し出されたりします。
最初にライオン像が誕生したのは1914年(大正3年)、
日本橋三越本店前に設置されたのが始まりです。
当時の支配人が、百貨店開設の準備の為に欧米を視察した際、イギリスで注文したもので、
ロンドンのトラファルガー広場のライオン像がモデルとなっています。
完成までに実に3年もの歳月を要しています。
支配人がライオン好きだったことと、「百獣の王ライオン」のように、
デパート界に君臨するようにと願いを込めて設置したそうです。
人々に撫でられてつま先はぴかぴか。
その後、1972年(昭和47年)「三越創業300年」の記念事業で、
日本橋本店に倣い銀座三越前にライオン像が設置されました。
こちらは鋳物の生産が盛んな富山県高岡産まれ。国産です。
そして意外に若いですね。45歳くらいでしょうか(笑)
よくお顔を比べると、銀座のライオンの方が優しい顔立ちをしているような気がします。
ライオンの下は銀座駅。A7出口でライオンはいつも皆さまを待ってます。