東京都│柴又帝釈天 <アゼスタ観光地ブログ>
2018.05.28 Monday
こんにちは。アゼスタです。
サバ缶が人気だそうです。
2017年の生産量は缶詰の王道、ツナ缶を抜いて第1位に。
マグロやカツオの値上がりも影響しているようですが、
最近では、昨年12月放送のマツコさんの番組で紹介されてから、
栄養価やダイエット、アレンジレシピの豊富さなども注目を集めているようです。
試しにスーパーの缶詰コーナーを覗いたところ、ありますね、さば鯖SAVA。
従来の缶詰の他にレトルト食品でも様々な味付けのサバがありました。
晩酌のつまみに、ダイエットに、いろいろ試してみませんか。
さて、本題へ。
今回は、東京都葛飾区から「柴又帝釈天」をご紹介します。
♪私、生まれも育ちも東京葛飾柴又です
帝釈天でうぶ湯を使い姓は車、名は寅次郎、
人呼んでフーテンの寅と発します♪
帝釈天を語る上で寅さんは外せませんね。
映画「男はつらいよ」は第1作が昭和44年に上映され、以来第48作まで制作されました。
主演の渥美清さんが亡くなられた一年後に上映された特別篇からも既に21年。
もうそんなに経つのですね。
参道のお団子屋さんで生まれ育った設定の下、映画の撮影も長年この参道で撮られてきました。
平成元年に参道に御影石を敷いて、電柱も地中に埋める整備をして綺麗になりましたが、
撮影当初は土だった為、雨がふると泥がはね足元が汚れて、という思い出話を、
イベントで倍賞千恵子さんが話されていたそうです。
そして、現在も景観をなるべく変えないよう町ぐるみで綺麗にして、古い建物も補修して残すようにしていると。
そのおかげで帝釈天に訪れると、懐かしい気持ちというか、昭和の名残を感じながらお詣りできるのだなあ、と
つくづく思いました。
その参道通って、帝釈天へ。
正式名称は「帝釈天題経寺」。
寛永年間(1629)に開基されています。
信仰が広まったのは、天明3年(1783年)。
天明の大飢饉に苦しむ人々に拝ませたところ、不思議な効験があると著名になり、
門前町が形成され、川魚料理の茶店なども数件開かれました。
柴又で鰻といえば、「川千家」さんが有名ですが、こちらもこの頃に創業したと伝えられています。
江戸時代の人々が灯りをかざして帝釈天へ通ったのは、病即消滅、不老不死を求めてでした。
境内には浄行菩薩がおり、こすったところと同じ身体の部分を治してくれる、と言われ人気があったようです。
現在では、それに加えて帝釈天のお妃が美しい功徳天で夫婦仲が良かったという解釈があり、
良縁をもとめて祈願する方もいらっしゃるようです。
帝釈天の本堂から江戸川の方へ抜けていきますと、右手に「寅さん記念館」が見えてきます。
映画で使われたセットや小道具、資料などが展示されています。
数年ごとに展示内容を入れ替えているので何度言っても飽きることがありません。
往年の寅さんファンも、寅さんを知らない世代の方も、
下町情緒に触れたくなったら、ぜひ柴又へ。
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東京都葛飾区 「帝釈天題経寺」
[所在地]東京都葛飾区柴又七丁目10番3号
[電話]03-3657-2886
[公式HP]http://www.taishakuten.or.jp/index.html
[アクセス]京成線「柴又駅」から徒歩3分
北総公団線「新柴又駅」から徒歩12分
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