福島県 │阿武隈PA <アゼスタ観光地ブログ>
2018.04.20 Friday
こんにちは。アゼスタです。
昨日、2020年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が発表されました。
英傑の一代記というよりは、明智光秀の視点を通しての戦国時代を問うということで
今までと違う信長や秀吉が描かれるようです。
出身地とされる美濃や、領地であった亀山、現在の亀岡市が
大河の観光地として注目されそうですね。
新たな観光施設も出来るのでしょうか。楽しみですね。
では本題へ。
今回は東北自動車道から「阿武隈PA」をご紹介します。
所在地は福島県白河市。東京と仙台を結ぶちょうど中間あたりです。
この辺りは古くから奥州三関の一つ白河の関として知られ、
平安時代の短歌にも詠まれていることからも重要な地であったことが伺えます。
後年には松尾芭蕉も、奥の細道の中で白河到着時の情景を詠んでいます。
また、江戸時代には五街道の一つとして江戸日本橋を起点に
白河まで27宿を共有する街道として旅人たちで賑わったようです。
幕府も奥州街道の重要拠点ととらえ、譜代の名門大名を配置しています。
戊辰戦争では奥羽越列藩同盟と新政府軍との激戦地となり白河城が落城するなど、
多くの歴史を持つ土地なのですね。
当時は山越えもあり幾日もかけていったこの場所も、
東北自動車道では約200km、順調にいけば2時間少々のドライブで到着します。
あっという間ですね。
白河の観光なら「白河中央スマートIC」から、福島空港へは「矢吹IC」から。
「阿武隈PA」はその中間地点あります。
逆に東北方面から東京へ帰る方にはみちのく最後のPA。
緑が豊かで、静かな山間の景色は運転疲れを癒してくれます。
お薦めメニューは上り線なら“白河醤油ラーメン”と“豚唐みぞれ丼”。
下り線は“唐揚げみぞれ定食”。
お土産には地元白河の老舗根田醤油の“田舎みそ”。
東北への行き帰りに、あるいは白河への歴史散歩へお出かけの際は
ぜひお立ち寄りください。
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東北自動車道 「阿武隈PA」
[所在地]福島県白河市大字泉田字古見久保1-6(下り)
福島県白河市大字泉田字弁天山5-2(上り)
[公式HP]http://www.driveplaza.com/sapa/1040/1040131/1/
[営業時間]7:30〜19:30
[施設]フードコート、ショッピングコーナー
[駐車場]下り 大型39台 小型32台
上り 大型17台 小型32台
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