群馬県 │草津温泉湯畑 <アゼスタ観光地ブログ>>
2018.03.28 Wednesday
おはようございます。アゼスタです。
「春爛漫」とは花が咲き乱れる様子、
あるいは明るく光あふれんばかりに輝くさま、を指すそうです。
街中に咲く花も、気づけば色とりどりに咲いています。
冬の重いコートを脱ぐこの季節。
例年通りダイエット話にも花が咲く、ことでしょう(笑)
さて今回は群馬県から「草津温泉湯畑」をご紹介します。
全国的に有名な草津。日本三名泉のひとつでもあります。
標高1200mに広がる豊富な湯量と泉質のよさを誇り、
その湯量は毎分32,300リットル以上。想像を絶する湯量ですね。
泉質もすごいのです。
日本有数の酸性度で、ph値は2.1(湯畑源泉)。
この2.1という数字は1円玉なら1週間、5寸釘でも10日で溶かすほどの強い酸性を表しています。
雑菌などの殺菌作用は抜群という訳です。
昔から恋の病以外なんでも治すと言われてきたこの湯は、
慢性皮膚病には大変効果があることがわかっています。
そして草津のシンボルともいうべき湯畑源泉。
温泉街の中心部に湧き、名実ともに草津温泉の中核をなす源泉であります。
湧き出た湯は囲いの内側にある7本の木の樋を通ります。
湯樋は、高温すぎる源泉水を加水することなく低温化するための施設でありますが、
湯の花を採集する目的も兼ねています。
採集した湯の花は最上級の入浴剤として草津温泉のお土産として販売されています。
湯の花の採集は、江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃に始められたそうで、
採集は年に3回行われているとのことです。
歴史ある一品なのですね。
1975年には、芸術家・岡本太郎さんがデザインと監修をし、
現在の湯畑やその周りの散歩道が完成しました。
湯畑の脇には足湯が楽しめる「湯けむり亭」。
江戸時代にこの場所にあった共同浴場「松乃湯」を再現しているそうです。
湯もみ唄の一節
♪草津(くさづ)よいとこ一度はおいで♪
一度とならずお出かけになってみて下さい。