埼玉県 │秩父神社 <アゼスタ観光地ブログ>

2018.03.19 Monday

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    アゼスタです。こんにちは。
    ひと雨ごとに春めくと言いますが、随分と暖かくなってきましたね。
    15日には高知で、17日には東京で桜の開花が発表されました。
    全国的に今年は平年より早く咲くようです。
    お花見の日程も少し早めに予定しましょう!

     

    さて、今回は埼玉県から「秩父神社」をご紹介します。

     


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    始まりは崇神天皇の時代、初代の知知夫国造である知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)が、
    祖神である八意志兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀ったことから。
    2014年には鎮座2100年を迎えた歴史のある秩父地方の総鎮守です。
    三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社として知られていますね。
    全国的に有名な秩父夜祭りは、秩父神社の12月の例大祭として催されているもので、
    2016年12月には、「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
    例年20万人もの見物客が訪れるそうですから大変な賑わいですね。

     

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    現存するご社殿は天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進されたもので、
    江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財に指定されています。
    秩父地方は江戸時代の重要な水源地であった為、秩父を守る目的で徳川家康が社殿の建立を命じたそうです。
    日光東照宮や出雲大社なども手がけた左甚五郎の作品とされる色鮮やかな彫刻がたくさん見られます。

     

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    見どころは

    「子宝・子育ての虎」寅歳、寅の日、寅の刻生まれの家康公の威厳とご祭神を守護する神使として左甚五郎が彫ったとされる。

    「お元気三猿」日光東照宮の“見ざる・聞かざる・言わざる”の逆説として“よく見て・よく聞いて・よく話す”。左甚五郎作。

    「北辰の梟」体はご本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜問わずご祭神をお守りしている。

    「つなぎの龍」表鬼門を守護するために作られたとされる。その昔近くの天ヶ池に住み着いた龍があばれた際に、

           いつもこの龍の彫刻の下に水たまりが出来たので、龍の彫刻を鎖でつなぎ止めたところ龍が表れなくなったという伝説がある。左甚五郎作。

     

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    春の日の散策にぜひお出かけになってください。

     

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    埼玉県秩父市 「秩父神社」

    [所在地]埼玉県秩父市番場町1-3
    [TEL]0494-22-0262
    [公式HP]http://www.chichibu-jinja.or.jp/index.htm
    [アクセス]秩父鉄道秩父駅より徒歩3分

          西武秩父線西武秩父駅より徒歩15分
          花園I.C.より約30km。皆野寄居バイパスを利用の場合約50分

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