京都府 │西本願寺<アゼスタ観光地ブログ>
2017.11.07 Tuesday
こんにちは。アゼスタです。
今年最後の3連休が終わりました。
お天気にも恵まれ、お出かけ日和になりましたね。
紅葉を見に行かれた方もいらっしゃるでしょう。
秋を感じつつも暦の上では立冬、今日から冬が始まる日です。
木枯らしが吹く日ももう間近です。
さて、今回は京都、「西本願寺」をご紹介します。
正式名称は「龍谷山 本願寺」。
京都市下京区に位置する仏教寺院であり、浄土真宗本願寺派の本山でもあります。
境内は国の史跡に指定され、「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。
御影堂、阿弥陀堂、書院、北能舞台、唐門、その他にも多くの国宝建造物や工芸品を所有しており、
歴史を伝える重要で貴重な寺院であることが伺えます。
資料などを見ますと、『親鸞の廟堂として京都東山の吉水の地に創建されたが、
その後比叡山延暦寺から迫害を受けるなど場所は転々とし、現在地には天正19年(1591年)、
豊臣秀吉の寄進により大坂天満から移転した』とあります。
私、アゼスタ社員のイメージでは、時代劇で見る織田信長と対立する寺院として出てくる名前。
「なにっ!本願寺が!」といったセリフで歴史の中の本願寺を覚えた記憶があります。
このシーンは織田信長と本願寺の11年に渡る闘い、石山戦争の始まりで見られるシーンですね。
あるいは新選組の軍事訓練シーンでしょうか。
新撰組が2番目の屯所として約2年間を過ごしていたのがこの「西本願寺」であるのは有名ですね。
歴史好きの方、新撰組ファンにはゆかりの地として訪れる場所です。
当時の境内では空砲ではありましたが、大砲の練習や実弾射撃の練習をしていたそうです。
ドラマでは何気ないシーンですが、実際のこの地で想像すると随分物々しいことをしていたんだなぁ、と
実感がわいてきます。
世界遺産であり国宝である重厚なお寺ではありますが、地元の方たちは親しみを込めて
“お西さん”と呼んでいるのだそうです。
京都観光コースにはなかなか入っていないこともありますが、この場所は個人旅行でゆっくりとじっくりと
拝観したいお寺だと思います。
阿弥陀堂と御影堂の床には修繕した大工さんの遊び心といわれる埋め木なども見られます。
茄子やハートのような形もあるので、探しながら歩くのもなかなか楽しいですよ。
時間がありましたら、ぜひ“お西さん”へ寄ってみてください。
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「龍谷山 本願寺」
所在地 : 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル
TEL : 075-371-5181(代)
アクセス: JR・近鉄 京都駅より
京都駅 市バス『京都駅前』より9番,28番,75番(西賀茂車庫行など)に乗車、『西本願寺前』で下車。
または徒歩で約15分
拝観料 : 無料 (一部有料や予約制有り)
公開時間: 9:30〜17:00(季節により変わる)
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