北海道│ 五稜郭 <アゼスタ観光地ブログ>
2017.07.31 Monday
おはようございます!アゼスタです。
真夏日が続いてますね。
夏バテ防止には旬の夏野菜で。トマトやキュウリ、枝豆などは身体の熱を逃がし
栄養や疲労回復効果も高いのでお勧めです。
では本題へ。今回は函館の「五稜郭」のご紹介です。
「五稜郭」といえば、明治の戊辰戦争最後の戦い、函館戦争の舞台となった
場所ですね。榎本武揚や土方歳三といった名前が浮かんできます。
なぜ、星形か?これも「五稜郭」と聞いて思い浮かびますね。
5つの突起の部分に大砲を設置することで死角が出来ない。
敵に攻撃させる場所を限定させる、といったことを考えて練られた設計で
ヨーロッパの技術を取り入れたものだそうです。
幕府の意地を感じます。
「五稜郭」は函館戦争の少し前、アメリカの開国要求に対応して1864年に
函館奉行所の移転先として築造されました。しかし二年ほどで幕府が崩壊してしまった為、
本来の目的、奉行所としては短い期間しか使われず、函館戦争後は陸軍の練兵場として使用されてきました。
↑五稜郭タワーから。
現在のような公園として開放されるようになったのは、大正3年(1914年)からです。
この頃に植樹された5000株の桜の苗木のうち1600本が現在でも残っており
北海道でも有数の桜の名所になっています。
昭和34年(1964年)には五稜郭築城100年を記念して、五稜郭タワーが開業。
函館を代表する観光地として揺るぎないものになりました。
徐々に現在の観光名所としての「五稜郭」に変わっていきます。
そして平成22年(2010年)、公園のほぼ中央に「函館奉行所」が復元されました。
コケラ葺き屋根のスギ、玄関のケヤキ、柱の青森ヒバ、天井板や板戸の秋田スギ、
屋根裏の梁には岩手などの東北地方のマツ、大広間の備後表の本畳など、出来るだけ江戸時代と同一の産地・材料に
こだわった復元を実施したそうです。
内部は一般公開されており、格式の高い建物を間近で確かめたり、
映像で復元の過程を見ることが出来ます。
この夏の計画をこれから立てる方。
函館で過ごす夏休み、幕末に思いを馳せるひと時などいかがでしょうか。
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《五稜郭公園》国指定特別史跡
所在地:北海道函館市五稜郭町44番地
開園時間:4月〜10月 5時〜19時
11月〜3月 5時〜18時
函館奉行所
料金:大人500円 小人250円 小学生未満無料
五稜郭タワー
営業時間:4月中旬〜10月中旬 8時〜19時
10月中旬〜4月中旬 8時〜18時
料金:大人900円 中・高生680円 小学生450円 小学生未満無料
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